よかった。コンテキストメニューからなくなったという記事を見たので、心配してました。ショートカットキーはやはり良いものです。
カテゴリー: 開発
(Windows 2016 Datacenter) Oracle 12c R2 SE 64bit 版 DBCA が「データベース作成の完了」から進まない問題の対応
進行状況が DBCA の画面なら「クローン・データベース “orcl” の作成 進行中」で 59% から何時間経っても進まず、dbca -silent -responseFile resFile.rsp のサイレントインストールなら 58% から一切進まずエラーも出ない状況に遭遇したので対応を記します。
結論としては、DBCA のウィザードで「データベースの作成」「レスポンスファイルの保存」「データベース作成スクリプトの生成 」とあるうち
「データベース作成スクリプトの生成 」 を行い、バッチファイルから各種構築をコマンドプロンプト上で実行させる事で解決出来ました。
データベース作成処理の途中、postDBCreation.sql の実行中に [Connection using O/S Authentication failed. Enter userid that can connect as SYSDBA:] と表示され入力待ちになりましたので、おそらくここが「進まなかった箇所」ではないかと思われます。SYSと入力してそのパスワードを続けて打ったら進みました。(ウィザードの方でもちゃんと入力 UI を出せよ!)
これだけで何時間も潰されたの、実に null じゃありゃせんか?人生 null じゃありゃせんか?
SVN のレポジトリ構成(フォルダ構成)を変更して移行する
- 移行元レポジトリで svnadmin dump コマンドでレポジトリのダンプを取る(仮に svnadmin dump C:\svn-1\X-rep > D:\dump.dat とする)
- 移行先レポジトリを作る (仮に X-rep とし、レポジトリルートパスが D:\svn とする)
- 移行先レポジトリに任意のサブフォルダを作る (仮に Y-dir/Z-dir とする)
- 移行先レポジトリで svnadmin load D:\svn\X-rep –parent-dir Y-dir/Z-dir –normalize-props -F D:\dump.dat と入力し確定する(–parent-dir オプションはサブフォルダまで含めて指定できる!)
- 以上!
職場で Subversion のレポジトリを移行する必要が出てきたので、まともなプロジェクトフォルダ構成にしたくて調べていたら –parent-dir オプションが直下だけではなくサブフォルダまで指定できるというのが分かったのでメモです。
Windows Update 以降の不安定、Avira のせい??
2019年4月のWindows Update以降、かなりの頻度で画面操作がフリーズし応答不能になるアプリケーションが後を絶たず、困っている。と、突然アンチウイルスソフトウェアである Avira がプログラムを自動更新したらしく再起動要求をしてきた。
もしかして、こいつのせいでは……??
Windows Update (2019.04) 新元号 令和対応間に合わず
皆さんご存知の通り、2019年4月1日11時41分の政府公表により、新元号は令和になりました。Windows は明治以降の元号をレジストリで管理していますが、4月のアップデートには入っていませんでした。
業務で対応しなければならない皆さん、お疲れ様です。
Windows 7 環境のコマンドプロンプトでファイルの MD5, SHA1, SHA256, SHA512 を得る
PowerShell version 4 以上ならば Get-FileHash コマンドを使う事でファイルハッシュ値を得ることが出来る。
したがって、Microsoft 公式サイトで配布されている Windows Management Framework 4.0 以上をインストールしてしまえば良い。
なお Windows 10 以上は最初から PowerShell version 5 以上なのでインストールせずとも良い。
追記:CertUtil コマンドでもハッシュ値を得ることができる。openssh コマンドで得るやつは標準ではないし少数派かな。
スマートカレンダー構想
- なんでカレンダーってまだ紙なん?電子で良くない?エコじゃない?
- せっかく壁はスペースがでかいんだ。カレンダーなんだから壁掛けで使おう。
- 今のカレンダーは種類が多すぎる。ボタンで切り替えれば良くない?
- 電波時計埋め込みで自動日めくりカレンダーとかできる。
- 自動日めくりなんだから、もうこれで、いちいちめくる必要がないぞ。ジジババにも安心だ。
- 日めくり、月めくり、年一括がピンチアウト、ピンチインで変えられる
- タップするとメモが書けるぞ!デジタルなのにアナログまで対応すると切り替えもスッと!
- スマートフォンのカレンダーや Google カレンダーと同期が取れる。なにぃ!?
- 予定がある日は声(駅のアナウンスに近いやつ)やアラームを鳴らせる
- iPad みたいに壁紙を好きに切り替える事ができる
- 日めくりカレンダーのように壁紙を自動切り替えするとおもろい
- コラボして壁紙に日替わりでポケモン表示とかできる。
- 喋る。ピカチュウ!
- なんの意味もないな。だがそれがいい。
- そろそろ書くの飽きた。
- 未来、夢、希望。
Excel のセル書式を「文字列」にすると「標準」に戻しても数式が反映されない現象の対応方法
Excel は「文字列」 書式にした後に「標準」や「数値」に設定しても文字列のままで、一度編集しないと式や数値が反映されないという不思議な動作をする。問題になりがちだが、少なくともこれは Excel 97 から Excel 2016 までずっと変わっていない。
列単位でこれを一括変更するには、以下のように対応する。
- 列(1 列の全体または一部)を選択する
- データの区切り位置ウィザードを開く
- 列の分割無し、書式を標準に設定して完了する。
ちなみに RelaxTools アドオンでは「書式リフレッシュ」という機能があるのでそちらを利用しても良い。https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/relaxtools/
0 バイトの空ファイルを Windows のコマンドプロンプトから作成する方法
色々方法があるが、かなり古い Windows 9x 時代から Windows 10 まで安定する方法がこちら。
type nul > ファイル名
上記は空のファイルを出力した結果をファイルにリダイレクトする方法となる。
他にも、rem 文の実行結果をリダイレクトする方法や、空の echo をリダイレクトする方法もあるが、Windows のバージョンによって動作が異なるため、上記コマンドが最も安定して動作する。ちなみに、nul とは Windows の予約ファイル名であり、どの場所からでもアクセス出来る。UNIX 系 OS の /dev/null と等しい。勿論このファイル名でファイルを作る事は出来ない。
なお、このエントリーは前にも書いたのだが、DB破壊により消失したためもう一度書いている次第である。
案件フォルダの作成方法を体系化しよう
デスクトップに散乱したファイル達を見たことがあるか
IT系に従事するプロであっても、パソコンの中のファイル整理が下手くそな人は多い。そんな人は大抵、デスクトップがメチャクチャだ。「一体あのファイルはどこにあるんだ?」と自分で作った重要なファイルすら分からなくなってしまう人もいる。探しているだけ工数の無駄である。
誰も整理方法を教えてくれない
それはそうだ、誰もそんな事を教えてくれないから、思い思いの方法で勝手にやってるだけだから、そうなってしまうのだ。体系化されていないものは管理できない。幸いにして、私は開発に従事して1年目からフォルダできちんと整理する事を教わったので適当に共有しておくことにする。
どうすればいいか
とにかく「考えなくとも、見ただけで、誰でも、何が、どこに、あるか分かる」というのが最も重要なところなので、ずばり一連のプロジェクト工程の区切を名付けてあげるのが一番良い。なお、全てのフォルダはバッチで mkdir で作って、あとから必要なもの以外を削除またはWORKフォルダにでも移動すればいい。
工程のフォルダを作る
01.要件定義
提案かユーザの要望で発生した案件の課題管理や要件整理を行う。大々的な要件定義フェーズがなくメールでポイと来た案件は、やりとりしたメールを保存してあとは課題管理表だけで済ませたりもする。ちなみに、この名前でフォルダを作る。数字を付ければどんな環境でも名前順ソートくらいは出来るので、最初だと分かる。
02.環境構築
環境移行または初期開発でよく使う。「環境定義」でも良い。実はそんな資料が無くて作るしかないパターンでも使う。サブフォルダとして更に「01.ハード」「02.ソフト」「10.構成図」なんかも考えられる。
10.基本設計
初期開発の時か、ぼんやりしたイメージの作成にしか使わない。いわゆる外部設計。主にUIとI/Oを決める。
20.詳細設計
保守開発だとここからいきなり始まる場合が多い。データのセット仕様を元にして、個々の正常系&異常系のケースで結果はどうなるのか、プログラマーが実装するにあたり必要な情報を書く。設計段階でマスターとして追加するデータは決まるので、サブフォルダまたは「21.データセット」としてトップフォルダに置く場合がある。ジョブフローなんかもここに入れる。
30.実装
ソースコードを収める。案件によっては、プログラム設計も入る。WinMerge あたりで単純フォルダ比較できるようにフォルダ構造ごと修正前と修正後で分けて保存する。差分があるファイルだけでよい。ちなみに私は「コードを書く工程」と「単体テストをする工程」は全然別物だと考えているタイプなので、「製造」とは言わない事にしている。
40.検証
保守開発だと単体テストと受け入れテストしかされない。必要なだけサブフォルダを作る。
50.リリース
最後にリリースだ。リリース判定の書類、リリース物のチェックリスト、最終的に確定したリソース(データやモジュール)、本番リリースの作業エビデンス(証跡、証憑とも言う)を入れる。
60.事後対応
リリース後に何かちょっとした追加作業が発生した場合ここに発生日付と共に入れる。
99.WORK
一時フォルダだ。あとで消すやつ。